タイトルへ

次へ>

最後へ≫


ひろうち92tトップ > その他ゲーム > 聖剣伝説3



青春時代にプレイしたゲームというのは結構大人になっても覚えているし、
熱中したものであればあるほど強く記憶に焼き付いているものです^^
筆者の場合も『聖剣伝説3』は随分遊んだ記憶があります。
初めて聖剣伝説シリーズに出会ったのは2からですが(既にN64やPSが出ていたころに
初プレイだった)、キャラクターや世界観はずっと好きだったゲーム…
2はバグがあったり少し戦闘のシステムが面倒くさかったこともあって
強く印象に残っているのはこの3の方です。
当時、実写化に近いリアルな映像化がどんどん進んでた時代…
そんな中で、3Dでありながら割と可愛らしいキャラ(モンスター含め)、
そしてスクウェアソフトらしい重厚なストーリーに魅了されてた作品…^^



しかも、このゲームは最初に選んだキャラによって異なるストーリー展開になる
マルチシナリオのストーリー…
登場する主人公候補キャラは全部で6人いますが、各々に個性があり、全員の
ストーリーを堪能したものでした^^
(主人公に選ばなかったキャラも仲間として2人入れることは可能で、他残りの人たちも
ゲーム中の特定の町などで事件が起きてる時に登場する)

それから20余年…

リメイクされるということで当初から注目していましたが、日々の忙しさもあって
購入に至っていませんでしたが、たまたまゴールデンウィーク(しかも外出は自粛)の
状況が相まって久々にプレイ熱が過熱…買ってしまいました^^

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



リメイク版ということで、ある程度話の流れは知っています^^
ただ、グラフィックは格段に良くなってますね…
とりあえず、今作はストーリー後半が最初に選んだキャラによって3種類の異なる
ストーリー展開になるため、3人の異なる主人公でプレイすることにしています。




セーブデータは全部で12記録ができるようなので、
ファイル1〜4が「デュラン編」(デュラン、アンジェラ、シャルロット)、
ファイル5〜8が「シャルロット編」(シャルロット、ケヴィン、リース)、
ファイル9〜12が「リース編」(リース、ホークアイ、デュラン)
…として記録を分けています。
SFC版では3つの記録しかできなかったことを考えると非常にありがたい仕様^^




とりあえず、オープニングからのストーリーのシナリオは前作のまま…
ただ、大きく変わったのが全体的に視点がキャラクター視点に変わっています。
FFもZ以降そうでしたが、上空から見下ろした見下ろし型の視点ではなく
主人公たちの顔がクローズアップされる視点になってる点で前作とは大きく異なって
いました。



最近のRPGのほとんどがこの仕様になっていますが、この仕様は慣れないうちは
マップの中で迷子になりやすい…w(^▽^;)
固定視点じゃないので、自分が今どの方角を向いてるのかわからなくなることが
あるのです。
前作とは町の構造とかも少し違うようなので、無意味に意味ない場所をうろつくことが
だいぶ多かった気がしていますw


↑ 特にドワーフトンネルのような入り組んだ迷路のようになってる場所は現在地を見失いやすい




ただ、今作の親切仕様として次の目的地やキーとなる人物、あるいは対象となる物等
イベント進行のキーとなるものに対して★マークでクローズアップがされているため、
ストーリーを非常に進めやすくなった気がしています^^





また、主人公以外の仲間に関しても仲間に加入したタイミングで「その人物の過去を
体験しますか?」
という選択肢があってそのキャラの始まりのストーリーをプレイが
できるため、いちいち6人全員でストーリーを一からプレイする手間はなくなってる
ようです^^



ちなみにこの仲間の過去体験は任意なので、スキップしたければスキップも出来、
その場合は前作と同じように簡単な過去の説明がされた後、直ぐに仲間として
加わるようになっています。





今作の面白いところは主人公が6人のうち誰でもいいことと、仲間として行動するのは
3人までで同じイベントでも遭遇の仕方が変わること。
そのため、特定の仲間がいて初めてイベントが発生すること、またそのイベント中での
セリフの内容なんかも仲間の設定の仕方でマルチシナリオになっていること。
今ではRPGも複雑化していて多くのRPGでマルチシナリオになっていますが、
当時は結構画期的だった思い出があります^^




クライマックスのストーリーもそうですが、途中で発生するイベントなんかも
全く異なる見え方になってくるので、一回のプレイで遊びつくすことは不可能で、
何周もプレイしたゲームの1つ…
ただ、それだけに発生するイベントなんかも鮮明に覚えており、再現されてたイベントに
思わずニンマリしてしまったことも…(^▽^;)


↑ 仲間として選んでいないキャラも旅先で出会うこともある。(神獣の復活しだす物語後半は登場しなくなるが…)





ステータスに関しては前作と比べてだいぶ違いがあります。
まず、前作であった体力と素早さのステータスがなくなり、守備力のパラメータが
新規に加わっています。
そのせいなのかわかりませんが、能力設定も少し見直された様子…
トータル的に見ると…

デュラン : 守備力のパラメーターが加わることで少し力が下がった。
   力はケヴィンに次ぐ2位となっている
アンジェラ : 守備力がない分、精神のステータスも強化され、完全な頭脳派に…
シャルロット: 基本的に前作と同じようなパラメータ。精神は高い
ケヴィン : 守備力が低く、素早さの廃止によって力が圧倒的に強くなった。
   今作でも彼は夜は獣人に変身ができるため、さらに攻撃力UPが可能
リース : 素早さが廃止されたが、運にパラメータが行ったため、全体的にバランス型
   なのは前作と変わらない
ホークアイ: 相変わらず運の良さはピカイチ。素早さの廃止があるが、それ以外の
   ステータスで大きな変動はない



↑ 敵の攻撃範囲はレッドゾーンで表示されるため、上手く避ければダメージを受けない

また、リーチの長さとかも前作よりも結構攻撃のヒットしやすさにおいて関係している
ようで、拳で戦うケヴィンは短く、槍で戦うリースは長くなっているようです。
そのため、ケヴィンなんかは接近してダメージを気にせずガンガン連続攻撃で
戦うスタイル、リースは一刺し加えてから素早くバックステップローリングで
回避する戦法でも行ける気がします^^
(ボタン連打で連続攻撃を仕掛けると、敵へのダメージは大きいが回避が間に合わない。
また、ケヴィンやホークアイは即連続攻撃が発動するが、
他の人は両手が武器でないためか2発目までに一瞬間がある)

これは前作では気にしてなかった要素…(゜.゜)
前作ではリーチはあまり変わらず、素早さが回避できる確率を上げてましたからね…




また、レベルアップ時のパラメータの割り振りも前作とだいぶ違います。
レベルアップしただけでは何も変わらず、メニューを開き『育成』コマンドの中から
レベルアップ時に獲得する育成ポイントを割り振ることで初めて能力が強化されます。
(前作ではレベルアップの瞬間に能力アップリングが出てきたため気にすることはなかった。)
さらに注意したいのがアビリティ…
これは前作ではなかったシステムなので戸惑いましたが、ステータスが特定の
レベルに到達することでアビリティを習得します。
これはアビリティだけでなく、魔法なんかも同じ…



例えば、ヒールライトを覚える場合には『精神』のパラメータが指定の育成ポイントを
超えていなければならず、未到達の場合には精霊を仲間にしても使えるようになりません。
主に魔法を中心に戦うことになるであろうアンジェラなんかはポイントの優先的な
割り振りなんかも考えなければならないようです。
そのため、アンジェラはかなり上級者向けのキャラ…
直接攻撃に対応しやすいデュラン、ケヴィン、リース、ホークアイなんかが序盤では
力を発揮しやすい気がしています。(特に初期の頃はプレイヤーも慣れてないため)



また、序盤のうちはメンバーにシャルロットがいても回復アイテムは必須である
ように感じます。
ヒールライトでの回復量は結構小さく、その割に消費MPが5と大きめなので、
結構簡単にMPは底をついてしまい、回復できる量がボスバトルや襲撃の町などで
長くバトルが続く場面において回復が全然不十分…



そのため、まんまるドロップなどは極力多めに持ってた方が得策。
幸い、前作のようにストックできる数が4個とかではなく、少なくとも20以上持てるため
装備品以外の消耗品にお金を使うことが多い気がしています。



少なくともクラス1の時は打撃でゴリゴリ敵の体力を削っていけるメンバーを中心で
回復はアイテム(まんまるドロップなど)で対応していった方が苦労は少なそうな
気がします。



あとはこれも今作の新システムではありますが、仲間たちは街中では一時的に
パーティーから離脱して自由行動をとっているようです。
仲間と会話ができるのもなかなか新鮮^^



また、敵とのバトルにおいて敵が宝箱を落とさなくなったのも大きな仕様変更点。
言い換えればトラップ宝箱がなくなったので、運の良さはアビリティの習得のために
存在するステータスになったようです。



ただ、宝箱は街中をはじめフィールド上のいたるところに転がっているので
宝箱を開ける回数は結構多いですが…w




あとはサボテン君スタンプも新しく加わったシステムの1つ…
マップ上からサボテン君を見つけ出し、集めていくスタンプラリー…
これで習得するアビリティやお店でサービスが受けられる特典など冒険でお得な
ご褒美が貰えるようになっているようです。
マップをくまなく探索する必要があるため、全部集めるのはかなり大変だろうな〜
とは思うものですが、多分これもトロフィーの条件にはなってるでしょうから
コンプリートには徹底して探す必要があるんでしょうね〜(^▽^;)



必殺技に関しては技にもよると思いますが、必殺ゲージを満タンまで溜めると
2発まで連続で必殺技が放てるようです。
(前作はたった4発のダメージで必殺ゲージが溜まったので早すぎともいえるが…)
ただ、ゲージの溜まり方は結構遅いため、使用頻度は前作よりもだいぶ少な目…
その分、威力は高くなっていますが…(゜.゜)





あと、どうでもいいことだけど、個人的に思う事は…

フェアリー可愛い♪(*''▽'')

まぁ、前作では精霊たちの一枚絵の所でしかちゃんと描かれていなかったし、
今作のように表情豊かじゃなかったので、あまり印象が残っておらず…
イメージしずらかったってのもありますが…
(フェアリーの髪が花びらのように見えるのはマナの精霊としてのイメージの
ためだろうか…?)





まだ第1章(旅立ち〜パロ到着まで)だけしかプレイしていませんが、
大まかなストーリー面は前作そのまま、ただしアクション性・ゲーム性はだいぶ
変わってた…そんな印象を受けました^^
まだ冒険は始まったばかりです^^

余談になりますが、ひろうち92t個人ではリースが一番好きなキャラ…
彼女だけは自分の都合だけでなく、常に周りを見て配慮できる性格が特に^^
ただ、その真面目さで原因で苦労も多いようなんですけどね…(;´・ω・)
あと、地味に好きなのがホークアイやケヴィン。
ホークアイは割とお調子者なように見えますが、情に厚く友の事は絶対に裏切らない男…
ケヴィンは不器用で自分の気持ちをなかなか言葉にできないんですが、実はとても
優しい性格だったりもします。(シャルロットを主人公、仲間にケヴィンを入れると
特にわかる)



 

 

タイトルへ

次へ>

最後へ≫