ひろうち92tトップ > ボーカロイド > 創作日記 > エディット 2017年7月31日号
ボーカロイドの会話の発音が難しさを肌で感じた前回…
そんな中で何とか練習で慣れようとエディットを続けています。
今回は各ボーカロイドたちに自己紹介をさせる文章を作っていたわけですが、
ここでまた多数の問題点が浮上します。
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一番大きな問題点だったのは東北ずん子の自己紹介の所で、ずん子さんが自分の名前を
全く喋らないこと…(´・ω・`)
これがしゃべらせたいセリフですが…
AHSから来た東北ずん子です。
私の夢は秋葉原でずんだカフェを開くことなんです。
一生懸命頑張ります
…実際はこんな感じで喋ってしまいます。
えいーえすから来た東北・・・です。
私の夢は秋葉原でずんだカフェを開くことなんです。
一生懸命頑張ります
スピーチ役を初音ミクなど別のキャラに変えてもやっぱりダメ…
ずん子さんと全く同じ場所がちゃんと発音できません。
理由が分からず、さじを投げてしまいますが、少し気晴らしに出かけて考えたこと…
もしかして、発音させられない単語辞書でもあるんじゃないか…?
改めて振り返ってみると、「ずん子」の部分が特に発音されてなかったのですが、
確かに単語レベルでは何の問題もありません。
しかし、ボーカロイドはキャラクターに喋らせたりすることから音節レベル(※)で
発音を見られてる可能性も高い…
「東北ずん子」を音節レベルにまで分解すると以下のようになりますが
この時、禁止用語に引っかかってそうな怪しいフレーズがあることに気付いたんですよね…
まぁ、それがビンゴなんでしょうけど…(~_~;)
(※ 発音の最小単位。母音と子音からなり、単語は全てこの音節の組み合わせで
構成されている)
…つまり、特定の辞書に登録されている音節の組み合わせは発音がされないように
ブロックする機能がついてるようなんですね…(´・ω・`)
ただ、これは場合によっては自分の名前すら言えないというおかしな現象が起きてしまう
こともあるということ…
多くのスピーチソフトは「文字レベル」なので、「ずん子」は普通に発音してくれるの
ですが、中には音節レベルでチェックされてるようなソフトもあるってことですね…
本来、これは単語レベルで区切ってくれないと、使う側からすれば使いにくくって
しょうがないんですけどね…(´・ω・`)
チャットをしててもよくわからない所で「●●●(ピー)」になってしまうので。
もう1つ譜面の問題なのか、もともと喋らせることが目的で作られていないので
「V4ぼかりす」で編集したセリフが勝手に変なところで切られてしまい、
そこから隙間を埋めるように適切な位置に詰めることもできません。
これも人間らしく喋らせるには結構致命的…
まぁ、譜面の問題であるのかもしれませんが…
8分音符以下の細かい♪は繋がって連続音になりますし、変なところで休符が入ったり
することはないですからね…
譜面は64分まで細かくできるが、連続音以外の音階が変わる言葉の配置は8分レベル以上での調節しか効かないらしい…
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まぁ、色々問題ありきでボーカロイドを実況生中継に近い毎週更新する動画には
向かないことが分かったことでもあります。
それなりに上手く作るとしたら3分程度の動画でも数十時間とかかりそうですからね…
じっくり編集して長い時間をかけて作らないと、ボーカロイドを自然に喋らせるのは
難しいようですね…
…ということで、実況キャラクターは別に持っておきたいと思い、方針を変更。
喋ることに特化した電子音源キャラクター(ボイスロイド)を購入。
今回はその中でも動画投稿数の多い琴葉茜と葵に決定!
ちなみに今のところ、歌うためのツール「ボーカロイド」と喋るためのツール
「ボイスロイド」両方に顔を出しているのはAHSの東北ずん子、結月ゆかりの2人だけ。
将来的にもっと増えてくれるとありがたいですけどね…(;^ω^)
ボイスロイドもインストール後はやはりアクティベーションが必要。
アクティベーションが完了していないと、起動はできても「再生」ボタンが押せません。
(つまり何も喋ってくれない)
早速、この2人の自己紹介文を作って喋らせてみますが、微調整は必要だったものの
ほぼイメージ通り喋ってくれました!(^-^)
・ スピーチテスト(琴葉茜&葵の自己紹介)
ナレーター役から始めたいのであれば、喋ることに特化したボイスロイドが
有効なようです。
即席で文章を喋らせるならボイスロイドが圧倒的に有利。
時々、知らない単語があるのでアクセントがおかしかったりしますが、割と人間らしく
喋るので、トークには結構うってつけ^^
ちなみにボイスロイドは今度は歌うことを想定されていないため、鼻歌を歌うとか
ご機嫌な時に歌を歌ってるとかそういうことができないのがネック…(;^ω^)
ボーカロイドはどうするか…?
…ということですが、まずは単語の発音を1つ1つWavaファイルに取っていってそれを
組み合わせて文章を作るのが最善策のように感じました。
気の遠くなるような作業が必要ですが、ちゃんと喋らせるにはそのくらいの手間が
必要だと思いますね…('ω')ノ
ボーカロイドの方が上級者になればやらせることのできる範囲が広いため、
有利になりそうです^^
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